DVD 輸入盤

『リゴレット』全曲 ギュルバカ演出、ルイージ指揮、チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、ぺターン、ピルグ、クルザク(2014)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PHR0203
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


ルイージ&チューリッヒの『リゴレット』
タチヤナ・ギュルバカの新演出にも注目!
チューリッヒ歌劇場のレーベルphilharmonia●recから登場!


映像第1弾は、ルイージが得意とするヴェルディ作品から『リゴレット』。演出は2013年オペルン・ヴェルト誌で年間優秀演出家に選ばれたドイツのマインツ歌劇場のタチヤナ・ギュルバカが担当。舞台にあるのは、白いシーツがかけられた長机とパイプ椅子。非常にシンプルな舞台演出で、ストーリーと音楽はより明確になります。
 『リゴレット』の名演と言われるものには、その時代を代表するバリトン歌手が名を連ねていますが、ここではルーマニア出身のバリトン歌手ジョージ・ぺターン。2000年にローマ歌劇場で『ラ・ボエーム』でオペラ・デビュー、2001 年にはウィーン国立歌劇場で『セビリアの理髪師』のタイトルロールを歌ってデビューし、好評を博しました。ここでも、ドラマティックな父親像を見事に歌い上げています。また売れっ子のテノール、サイミール・ピルグ。ポーランド出身の美しきソプラノ、アレクサンドラ・クルザクなど申し分ないキャスティングです。ルイージの指揮もメリハリの効いた演奏と、オーケストラの熱狂ぶりが舞台を盛り上げています。

【philharmonia●rec】
この度ドイツの映像系レーベルACCENTUS MUSICが、スイスの名門歌劇場チューリッヒ歌劇場の独自レーベルphilharmonia●recの取り扱いを開始いたしました。チューリッヒ歌劇場は、世界の名だたるオペラハウスをおさえて、2014年最優秀オペラハウスに選ばれるなど、今最も世界中から注目されている歌劇場です。(キング・インターナショナル)

【収録情報】
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲 [124:39]

 マントヴァ公爵:サイミール・ピルグ
 リゴレット:ジェオルジェ・ぺテアン
 ジルダ:アレクサンドラ・クルザク
 スパラフチーレ:アンドレア・マストローニ
 マッダレーナ:ジュディス・シュミット
 ジョヴァンナ:ジュリア・ライリー、他
 チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 演出:タチヤナ・ギュルバカ
 舞台、照明:クラウス・グリューンベルク
 衣装:ジルケ・ウィレット

 収録時期:2014年6月
 収録場所:チューリッヒ歌劇場
 収録時間:124分39秒、ボーナス:15分7秒
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM2.0、DD5.1、DTS5.1
 字幕:独・英・仏
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ルイージ指揮の『リゴレット』にはドレスデ...

投稿日:2015/02/11 (水)

ルイージ指揮の『リゴレット』にはドレスデンでの録画もあったが、フローレス、ダムラウといった大物歌手出演にもかかわらず、いまだ映像ディスク化されていない。まあ当然だろう。レーンホフのゴテゴテと飾りたてただけで、焦点の定まらない演出が何もかもぶち壊しにしてしまったからだ。それに比べて、このギュルバカ演出の何と素晴らしいこと。HMVレビューの通り、大道具のほとんど何もないアンチリアルな舞台だが、それが逆に観客の想像力をかき立てる。そもそもこのオペラでは、ジルダがなぜマントヴァ公の身代わりで死のうとまでするのか、「うぶな乙女の思い込み」以上の説得力ある説明が見つからない。今回の舞台では第3幕の「女心の歌」から「四重唱」にかけて、通常と全く違った展開になるが、女性演出家らしくジルダの心情にさらに切り込もうという意図を見ることができる。彼女の「救い」を表現した最終景もなかなか秀逸。 主役三人はいずれも好演だが、特にめざましいのはクルザク。ジャケ写真が彼女なのも偶然ではあるまい。技術的にもきわめて繊細、緻密だが、無理をすればハイティーンに見えないこともない容姿も高得点だ。彼女に「命をかけて」愛されるマントヴァ公は、ただの軽薄男ではなく、それにふさわしいキャラである必要があるが、ピルクは声楽的に輝かしいのみならず、そういう要求にもちゃんと応えている。ペテアンはヌッチのように鬼気せまる演唱 ではないが、父親らしい暖かみを感じさせる歌。過去の歌手ではブルソンに近いタイプか? ルイージの指揮も全く見事。心理的な綾の表現が鮮烈、克明でシノーポリの録音を思い出させるが、遅い所でシノーポリほどもたれないのがさらに良い。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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